国立市谷保天満宮のあじさい園2017年6月

谷保天満宮あじさい園2017年6月21日撮影

谷保天満宮の西にあるあじさい園で今年もあじさいが見ごろを迎えております。甲州街道にある境内入口の鳥居からは一番奥まった所にあるため、うっかりすると見逃してしまいます。拝殿、本殿の裏側にある境内社「厳島神社」が目印です。拝殿でお参りを済ませた後、さらに奥まで進んでみましょう。

あじさい園が造られた意外な理由

天満宮と言えば梅林。これはみなさんご存知だと思います。念のためザッと触れておくと、谷保天満宮は「天神様」が祀られています。天神様と言うのは、大宰府に左遷された菅原道真の死後にわかに天変地異が起こった事から、神格化されたものと言われます。「~天神」とか「~天満宮」とつくところは菅原道真と関わりを持つと考えていいでしょう。ここ谷保天満宮も菅原道真にちなみ梅の花が植えられていて、春の訪れとともに美しい花を咲かせます。谷保天満宮の梅林では毎年見ごろを迎える頃「梅まつり」が開催されているのです。天満宮に梅林、これはいかにも似つかわしいのです。

では、同じ境内にどうしてあじさい園があるのでしょうか?菅原道真と何か関係が?そう思って調べてみると、こちらはそうした伝説や宗教的な因果ではないようなのです。しかも意外な理由がありました。

なんでもあじさいを植えたのは地元のボランティアの人達だそうです。その頃厳島神社にさい銭泥棒がたびたび現れ、めっきり荒れ果てたいたそう。周辺を整備し、見通しをよくすればさい銭泥棒もなくだろうと、有志数人で始めたのがきっかけだったようです。その後その輪が広がり、こうして素敵なあじさい園が造られたのです。地元愛を感じる素敵なお話ですね。

 

境内社がたくさん!

境内社の一つ厳島神社

あじさい園があるのは厳島神社の脇にある小山です。小山と言うかそもそも谷保天満宮が立川崖線の地形を生かした造りになっているのです。この一帯は多摩川の河岸段丘となります。多摩川は悠久の歴史の中何度かその流れを大きく変えたそうです。その度に川の流れが大地を削り大きな段差が生まれました。削られた場所は崖となり、それが線のように伸びる事から崖線と呼ばれます。表参道はその崖の上にあり、参道を歩くうちに崖下に階段で下りる事となります。つまり拝殿や本殿は崖下に配されているのです。

こうした崖からは豊かな水が湧きだし、その水が厳島神社の周辺を囲む池となっているのです。ここでも地形を生かした様が見て取れます。さて、ここまで書いてきて疑問を感じた方もいらっしゃるかもしれません。厳島神社・・・?谷保天満宮じゃなかったっけ?と思われる方、お気持ちわからないでもありません。

でもこのようにある神社の中に他の神様が祀られているのは案外多いのです。主祭神にたいして、境内で別に祀られているのを「境内社」と呼びます。ここでは主祭神である天神様にたいして、宗像三女神を祀る厳島神社です。谷保天満宮には厳島神社の他思いのほかたくさんの境内社があるのです。

第六天神社(第六天社)、三社合殿(稲荷合殿)、弁天社(厳島社)、五社合殿、三郎殿と数え上げると全部でなんと16の神様が祀ってるのです!広い境内とはいえ、多いと思いませんか?こうした境内社もお参りするとなると結構な時間となります。少しゆとりをもってここ谷保天満宮をお参りしてみてはいかがでしょうか。

もう少し詳しく見たい方は「国立市谷保天満宮」をご参照ください。

2017年6月のあじさい

では今年(2017年6月21日)に撮った紫陽花の写真をご覧ください!

 

 

 

 紫陽花も色や形様々ですね~。お近くの方是非一度参拝がてら見に来てください!

2017年05月29日