武蔵村山市里山民家

里山民家画像

里山民家は武蔵村山市岸にあります。江戸時代の母屋を新築・復元した民家と里山の自然を身近に見る事ができます。狭山丘陵から豊富に湧き出す水を引いた田んぼではめずらしい古代米も植えられ、収穫期には個性的なかかしが訪れる人をほっこりとさせます。豊かな森と畑・果樹園などが織り成す日本の原風景を一度ご覧になってはいかがでしょうか。尚、冒頭の写真は白黒加工してノスタルジックな雰囲気を表現してみました!

里山民家の概要

里山民家エリア

人里に隣接し、そこに暮らす人々によって利用されながらその影響を受けて形成された山の事を里山という。手つかずの自然という言葉からは少し遠くとも、農耕によって生計を立ててきた日本の原風景の一つなのではないでしょうか。どこか懐かしく、どこかホッとする風景の中に昔ながらの古民家が、木立に囲まれてぽつねんと立っています。里山民家の名称からはかつての里山で見られたであろう「民家」だけが浮き上がってきますがそうではありません。茅葺き屋根のかつての住居とそこに暮らしていた人々を支えていたであろう里山を再現しているという意味でとても意義深い施設となっております。そもそも里山は人の手が入りつづけなければ荒れ果て、里山とすら呼べなくなってしまいます。山に生える木をある時は薪として、またある時は建築材として利用し、伐採したり、植樹したりを繰り返しつつ、姿を変えていく中で、特有の生態系が生まれるものこそ里山です。ある場所では鬱蒼と木が生い茂り、暗い森に食らす生き物が集まり、またある場所では植えて間もない背丈の低い木が明るい森を作り、それを好む生物が集まるわけです。

電気やガス、そして水道の普及した現代では、里山を利用する機会はほぼありません。そうなるとかつてのように人の暮らしが自然と里山を育む環境は難しい。そこでボランティアの人たちが学びながら、人工的にそうした森の更新作業を行っています。日本の原風景を後世に残すために活動して下さっているのは本当にありがたい事です。主催する自治体(あるいは団体)と参加する人が作った心和む風景。

里山民家は都立野山北・六道山公園内の施設となります。

  • 住所:武蔵村山市岸2-32 (googleマップで場所を確認
  • 利用時間:9:00~16:30(3月~9月は17:00まで)
  • 休館日:年末年始
  • 駐車場:無料(利用時間外は使用できません)

里山民家内

囲炉裏のある母屋を中心に「蔵」、「納屋」、「作業場」などがあり、母屋の北側にトイレもあります。敷地の北側に田んぼが広がり、敷地からそのまま歩いて入れます。田んぼは南北に長く、田んぼの奥は「宮野入谷戸」となります。遊歩道が整備され、広大な野山北・六道山公園内に分け入る事も可能です。

里山民家駐車場の様子

里山民家の駐車場です。駐車場はそれほどの台数は停まりません。混雑時は停めれないかも。

駐車場の前に広がる里山の風景

駐車場の目の前に広がる里山風景

里山民家の目の前には小川が流れ、この橋を渡って敷地の中に入ります。

里山民家写真

里山民家を復元したものです。

母屋の内部

囲炉裏のある母屋の内部

母屋の西側。当時の人達が来ていた衣服がかけてありました。

井戸

敷地内にある井戸。飲料用ではありません。

蔵

野の花小径標識野の花小径の様子

野の花小径。田んぼの横に伸びています。野の花が咲き、小鳥や蝶などが姿を見せてくれます。

 

里山公園へのアクセス

里山民家は正直わかりにくい場所にあります。青梅街道沿いからは見えない住宅地の奥にあるため、初めての方はすぐに辿り着けないかもしれません。駅からはバスを利用し、バス停「岸」または「市民総合体育館入口」からのルートを以下に示します。車でもアクセスできますが、台数に限りがあるため、混雑時は駐車できない可能性もあります。実際私は何度もこちらに訪れていますが、行くのは定休日である水曜日の為、土日がどれくらい混雑するかわかりません。平日なら大丈夫かなぁという感覚ですが、断言はできません。

公共交通機関でのアクセス

バス停「岸」から

バス停「岸」青梅街道沿いにあります。細い路地を行くため、迷わないようお気を付け下さい。「里山民家入口」の信号より路地に入り、須賀神社横を通り抜けていきます。

バス停「岸」からのルート
  • JR中央線 立川駅から立川バス「箱根ヶ崎駅」行(約40分)、「岸」下車徒歩10分
  • JR八高線 箱根ヶ崎駅から立川バス「立川駅北口」行(約20分)、「岸」下車徒歩10分
  • 西武拝島線 東大和市駅から都バス「青梅車庫」行(約35分)、「岸」下車徒歩10分

バス停「市民総合体育館入口」から

バス停「市民総合体育館入口」からはまず西に向かい、突き当りを北へ少し行くと「里山民家」の標識があるのでそこを西に曲がります。しばらく行くと道が狭くなりますが、そのまま道なりに進むと須賀神社が見えてきます。その横を通り抜ければ里山民家に着きます。

バス停「市民総合体育館入口」からのルート

多摩都市モノレール 上北台駅から、市内循環バス「上北台ルート」(約25分)、バス停「市民総合体育館入口」下車徒歩12分

車でのアクセス

里山民家アクセスマップ

車で行く場合は青梅街道「宿」の交差点を北に向かい、進行方向左手を見ながらゆっくり進みます。すると「里山民家」の標識が見えるのでそこを左折。そのまま直進すると道がかなり狭くなりますが、さらにスピードを落として安全運転で進むとすぐに須賀神社が見えますので、その横を通り一つ目のT字路を右折。湿地帯を左側に見ながら突き当り(小川の前を)道なりに左に折れ進むと里山民家が見えてきます。駐車場の案内板に従い駐車場に車を停めましょう!

里山民家標識

宿交差点から北上し、左折する際の目印となる標識

2017年05月29日