斜壁下地調整及びプライマー

斜壁から漏水しているマンションの工事をしています。タイル貼りのマンションではかつて斜壁部分もタイルで仕上げる事が多かったものです。今はと言うと、斜壁部分にシングルあるいはコロニアルを張っていわゆる「屋根」にしてしまいます。

斜壁は漏水の原因となりやすい

雨漏りしている場合に多くの人が「屋上」または「屋根」が原因と考えます。斜壁は一般住宅では屋根に該当する部分をタイル貼りなどにしている場合の呼び方で、そもそも屋根と同様な位置にあたります。

斜壁

上記マンションの上部、屋上から地面に対して斜めになっている部分が「斜壁」です。

こうした斜壁からの漏水を解消する場合、この上に屋根を貼るのが効果的だと思います。予算の関係でタイルの上に防水材を塗布するような場合もありますが、あまりお勧めできません。タイルの上に防水材を塗布すれば一時的には雨漏りが解消できるでしょうが、そもそもどれくらいもつのかわかりません。素地への密着の問題、防水材の耐用年数を考えるとどうもイマイチなんですよね。ここではタイルの上にカチヨン系モルタルを塗って下地調整を行い、その上にプライマー塗布、防水シート張り、そしてシングル屋根を張ります。

下地調整

高圧洗浄機で水洗いをした後、密着性の高いカチヨン系のモルタルで下地調整を行います。

下地調整

プライマー塗布

モルタル乾燥後プライマーを塗布します。

防水シート張り

プライマー乾燥後防水シートを張ります。

防水シート張り

雨どい取付

斜壁の端部に雨どいを取り付けます。こうすれば斜壁を伝った水が壁に流れ落ちずにすみます。それだけ壁からの漏水のリスクが低減されます。

雨どい設置

今日はここまでです。

2016年02月03日