武蔵村山市野山北公園

野山北公園は武蔵村山市の北部、狭山丘陵のふもとに広がる公園で、カタクリの群生地としても有名です。紛らわしいのは「野山北公園」と「都立野山北・六道山公園」が違う事です。前者は武蔵村山市立の公園で、後者は都立の丘陵地公園となります。隣接し名称もほぼ同じなので混同している人も多いでしょう。 池で釣りを楽しむ人やアスレチックで汗を流す人、自然に触れるために訪れる人、それぞれに楽しめる場所です。

野山北公園案内板

野山北公園の概要

野山北公園はトトロの森として知られる狭山丘陵からの湧き水を利用した広さ1万8千㎡の公園です。湧き水は公園内西側より東に向かって、幾つかのエリアを構成しつつ流れていきます。公園西側は水芭蕉と田んぼのエリアです。水芭蕉は清流によって育まれ春先に美しい花を咲かせます。田んぼでは武蔵村山市内の学校が体験授業を行っているようです。このエリアはカタクリの群生地でもあります。次に園内中央部には水生植物池・ひょうたん池、園東部に釣り池とそれに連なる名称不明の池があります。釣り池の南東端から流れ出す水の流れが「空堀り川の源流」となります。

野山北公園(市民プール)へのアクセス

野山北公園公共交通機関でのアクセスマップ

野山北公園へはシャトルバスなどを利用するか、車でのアクセスが便利です。

住所

所在地:武蔵村山市本町5-31-1(googleマップで場所を確認

公共交通機関

  • 多摩モノレール「上北台駅」から市内循環バス(MMシャトル):「市民総合体育館」行きで16分、「かたくりの湯」下車停歩4分
  • 西武拝島線・多摩モノレール「玉川上水駅」から市内循環バス(MMシャトル):「イオンモールむさし村山」行きで50分、「かたくりの湯」下車停歩4分

自動車での野山北公園アクセスマップ

野山北公園に自動車でアクセスする場合の目印が幾つかあります。公園付近から「カタクリの湯バス停」「カタクリの湯」「カタクリの湯交差点(信号)」です。新青梅街道から来る場合は「本町一丁目交差点(信号)」を北上して下さい。青梅街道からだとカタクリの湯交差点を北上します。この信号からは徒歩17分(約1148m)の距離。途中武蔵村山市歴史民俗資料館を通り過ぎ、カタクリの湯を左折し(西に入り)ます。細い道を少し進むと進行方向左手(南側)に大きな駐車場が見えてきます。無料駐車場170台駐車可能です。

野山北公園内

野山北公園は狭山丘陵の麓(ふもと)に東西に細長く広がっています。南東に市民プールがあり、その南北にある通路二か所から園内に入れます。「水芭蕉・田んぼエリア」「水生植物池・ひょうたん池エリア」「釣り池エリア」「入口・市民プールエリア」に分けてご案内します。

水芭蕉と田んぼのエリア

水芭蕉の花の写真

野山北公園西端には水芭蕉が植えられています。タイミングが良ければカタクリの花と共に楽しめます。

なんだか懐かしさを感じる里山に囲まれた水芭蕉・田んぼエリア。画像の西側の通路横の斜面がカタクリ群生地。奥の森の中が都立野山北・得道山公園となります。

野山北公園内画像

野山北公園の敷地内に地元の小学校のたんぼがあります。
夏には青々とした稲穂が見られます。

水生植物池・ひょうたん池エリア

釣り池からひょうたん池方向に写した写真

釣り池からひょうたん池方向に撮った画像です。田んぼの水路から水生植物池・ひょうたん池に水が注いでいます。

カエルのたまご

水生植物池にはカエルなどの水生動物も生息しています。

釣り池エリア

釣り池の画像

釣り池は園内で一番大きな池です。のんびり釣り糸を垂れている人たちが集まっています。空堀り川の水源にもなっています。

釣り池の岩出甲羅干しをする亀

釣り池にある岩の上で甲羅干しをしている亀さん。見上げてますね~見上げてますね空を!

入口・市民プールエリア

桜咲く入口池の画像

野山公園の入り口通路から最初にある池。この池では釣りはしてはいけません。桜が咲く時期はとても綺麗ですよ!池の前に園内の案内図が立てられています。

富士桜表札

野山北公園には富士桜も植えられています。

富士桜

富士桜。遠目には咲いているかどうかわからないくらいですが、ちゃんと咲いています。

控えめに咲く富士桜

控えめな感じですが、これもこれでかわいらしいです。

チューリップの花壇

入口の池の裏側にあるチューリップの花壇。

チューリップ花壇2

色鮮やかなチューリップ。午前中早い時間でしたので、この後綺麗に咲いたのでしょう。

カタクリの群生地と知られる野山北公園

野山北公園に咲くカタクリ

3月の下旬になると園内西側のカタクリ群生地が賑わいます。水芭蕉・田んぼのエリアの木製遊歩道を歩きながら可憐に咲くカタクリを楽しみましょう!群生地はもちろん立ち入り禁止です。貴重な自然を残すために、一人一人がマナーを守って観賞しましょう^^

はかなげで、可憐なカタクリは遠目だとちょっとわかりにくいですね。

狭山丘陵にはもう一箇所カタクリの群生地があります。カタクリ沢は都立野山北・六道山公園の中にあり、普段はフェンスで囲われ、中に入れません。見ごろを迎える一定期間のみ、扉が開かれ中に入れます。場所・開演時間等については野山北・六道山公園管理所にパンフレットがあります。管理所からの道順はちょっと難しいですが、興味がある方はチャレンジしてみてください!

カタクリ沢カタクリ群生地の画像

囲いの中がカタクリ沢のカタクリ群生地

カタクリ沢のカタクリ

カタクリ沢に咲くカタクリ。うつむいた姿がなんとも可憐ではありませんか!

野山北公園プール

釣り池から見た市民プール

釣り池から見た市民プール。公園入口から池のある園内に向かう途中にあります。

  • 開設期間:7月中旬から8月下旬まで
  • 入場料:1回2時間につき・子供(3歳以上小学生以下)20円・大人(中学生以上)50円
  • 注意事項:入場券は各プールの管理棟で販売します。また、幼児には大人が必ず付き添ってください。

あそびの森

「自然にやさしく」をテーマに、幼児、お年寄り、障害を持つかたも大自然の中、森に住む生き物たちの名がついた木製遊具(25施設)で遊ぶあそびの森。みんな思いっきり楽しめます(無料)。

あそびの森看板

無料駐車場のほぼ目の前にあるあそびの森。入口ある看板です。

あそびの森入口の画像

あそびの森入口です。この階段を上がるとアスレチックコースになっています。

あそびの森階段

森の中にあるアスレチックコース。元気なちびっこ達の絶好の遊び場です!

アスレチック

アスレチックで自然と触れ合ってみませんか?

冒険の森

都立野山北・六道山公園内「あそびの森」の東側に位置します。
施設の中心となる「観察展望デッキ」は、幅2メートル、一周約60メートルにわたり、木々の緑の中を約8メートルの高さで空中散歩が楽しめるなど、子供たちにとってワクワクするような施設が並びます。
市立野山北公園駐車場をご利用いただき、散策を楽しむことができます。こちらもあそびの森同様無料です。

カタクリの湯

カタクリの湯画像

村山温泉かたくりの湯は、地下1,500mより汲み上げた天然温泉です。和風・洋風風呂やプール、レストラン、リラクゼーションなどがあります。

カタクリの湯駐車場

カタクリの湯専用駐車場です

利用時間

午前10時から午後11時まで(最終受付は午後10時まで)

休館日

毎月第3木曜日(祝日の場合は翌日)

入浴料

【大人(中学生以上)】
市内在住者:610円(休日3時間まで720円)
市内高齢者・心身障害者:510円(休日3時間まで610円)
市外在住者:720円(休日3時間まで820円)
※超過料金1時間毎200円
【3歳以上】
市内在住者:300円(休日3時間まで360円)
心身障害児:250円(休日3時間まで300円)
市外在住者:360円(休日3時間まで410円)
※超過料金1時間毎100円

武蔵村山市立歴史民俗資料館

武蔵村山市立歴史民俗資料館はカタクリの湯南側に隣接する施設です。郷土の自然、歴史、民俗に関する資料の収集保管及び展示公開をし、説明、指導助言、講演会などを開催しています。館内は「地質・化石コーナー」「丘陵と台地に生きた人々(原紙~現代)」「吉祥山コーナー」「特別コーナー」「「里山」と人々の暮らし(生活空間コーナー)」「「里山」と人々の暮らし(民具コーナー)」「「里山」と人々の暮らし(芸能コーナー)」「DVDコーナー」それぞれテーマごとに展示されています。

入口正面の様子

武蔵村山市歴史民俗資料館正面入り口

駐車場

資料館横にある駐車場

  • 開館期間:午前9時から午後5時まで
  • 休館日:毎月第1月曜日、毎月第3水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日から1月3日)
  • 入館料:無料
  • アクセス:JR中央線立川駅からは、立川バス箱根ヶ崎行き又は三ツ藤住宅行き「横田」バス停下車徒歩10分
    JR八高線箱根ヶ崎駅からは、立川バス立川駅北口行き「横田」バス停下車徒歩10分
    西武拝島線東大和市駅からは、都営バス青梅車庫行き「横田」バス停下車徒歩10分
    多摩都市モノレール上北台駅からは、市内循環バス「村山温泉かたくりの湯」バス停下車徒歩1分

野山北公園自転車道

この道は、大正10年に当時の東京市が貯水池への導水管の敷設工事のために敷いた軽便鉄道・羽村-山口線の跡です。わずか3年で役目を終えたが、昭和3~6年と18~9年に山口貯水池の堤防工事の砂利を運ぶために短期間の復活をした後、羽村大堰から村山・山口貯水池までの総延長7.5kmが完全に廃線となり、現在は自転車道として利用されています。狭山丘陵のうっそうとした森の中を通り抜ける幾つかのトンネル。子供のころはここを通るのがとても怖かった事を覚えています。夏でもひんやりとしたトンなる内では時々水滴がしたたり落ち、なんだか背中がゾクゾクして思わず振り返ってしまう。今でこそ気持ちのいい、素敵な自転車道ですが、なかなか雰囲気のあるところである事には変わりありません。

赤坂トンネル入口の様子

赤坂トンネルの入り口。番太池のそばにあります。

野山北公園自転車道

森の中に続く自転車道。時間帯によっては人気がなく、寂しげです。ただ、狭山丘陵の自然を満喫出来る事間違いなし!

トンネル内の様子

ひんやりとしたトンネル内部

かつて野山北公園近くにあったミニ牧場

ミニ牧場画像

上の画像は野山北公園のすぐそばにかつてあったミニ牧場。

ポニー

可愛らしいポニーが出迎えてくれたんですよね。

今はもう閉鎖されてしまい、ポニーたちもどこかへ売られていったそうです。

都立野山北・六道山公園

狭山丘陵には4つの都立公園がありその西端にあるのが野山北・六道山公園です。武蔵村山市と瑞穂町にまたがる都内最大級の都立公園で、雑木林と谷戸(丘陵に切れ込んだ谷間)の組合せによって、豊かな自然が残されています。武蔵村山市の市立野山北公園はこの都立公園内の一角にあります。狭山丘陵は昭和の時代に開発によって次々と緑が失われていきました。そうした中昭和40年代後半に団地開発が計画された際に、多くの市民が東大和市とともに「この里山の自然を守りたい」と東京都に働きかけでできた「東大和公園」が開園した事を契機として、次々と狭山丘陵に都立公園ができました。狭山丘陵の東にできた「都立八国山緑地」、その少し西に「都立狭山公園」、そしてこの都立野山北・六道山公園です。都立八国山緑地がトトロの舞台となった事で、狭山丘陵全体をトトロの森と呼ぶようになり、今では多くの人々の憩いの場となっているのです。「トトロの森狭山丘陵」をご覧いただくと、狭山丘陵にある都立公園の概略をご理解いただけると思います。