富士見第二公園

多摩モノレール柴崎体育館駅の少し北にある「柴崎町四丁目」交差点から奥多摩街道を西に進むと中央線の線路を超えたあたりから見晴らしがとてもよくなります。この辺りは立川崖線の崖上にあたり、道路のすぐ下は崖になっているからです。かつてはこの崖から湧き出す水が集まって根川と呼ばれる小川になり、すぐに多摩川に流れ込んでいました。その後周辺の整備事業が行われ、根川は立川市内にある下水処理場で浄化した水を流す川となり、流路も人工的に変更されました。そして、その流路は同じく人工的に流路が変更された残堀川が流れる事となりました。残堀川は瑞穂町にある狭山池公園を水源とし、立川断層に沿って南西方向に流下します。そして多摩川に合流する直前立川崖線の崖上から一気に崖下の流路に接続したため、そこは滝になっています。 かつての残堀川は国立市青柳の辺りを流れていたというのですから相当西側にずらしたのですね。お時間がありましたら「残堀川旧水路跡」もご覧ください。

富士見第二公園はこのように見晴らしがよい区間の奥多摩街道に面しています。面白いのは、崖を利用した段差構造だという事です。奥多摩街道から見るとぱっと見、眺望の良い広場くらいにしか見えません。ところが、公園内を進むと、崖下につながる階段や通路があって、眼下にさらに公園が広がっているのです。

概要

立川市富士見第二公園
  • 所在地:立川市富士見町4-20-32
  • 面積:4,109 ㎡
  • 設備:水道やトイレあり

園内について

富士見第二公園崖上広場

奥多摩街道に面する崖上部分。遊具が少々、ちょっとした運動もできます。写真をよくご覧いただくと、画像左側に小さく富士山が写っています。崖上部分からの見晴らしは本当に素晴らしく、桜が咲く時期には残堀川沿いに咲き誇る桜並木を眼下に眺めることができますよ!

崖下部分へは園内の階段を使うか、公園東側の道路を下りていきます。この道路はそのまま滝下橋につながっており、残堀川の対岸へも渡れます。

富士見台に公園からの眺望

崖上部分からの眺め。遠くに雪化粧をした富士山が見えます。このように立川崖線からの眺望の良さから富士山が綺麗に見えるという事で「富士見町」という名称になったのでしょうね。

富士見第二公園崖下部分

崖下部分は原っぱと言った雰囲気。北に目を向ければ傾斜地に植えられた植栽が、南に目を向ければ残堀川が見えます。自然と一体となった雰囲気を静かに楽しむのもいいでしょう。