桜咲く玉川上水

春、桜の咲くころに玉川上水の緑道を歩くと本当に綺麗です。西武拝島線に沿って流れる区間ならば、疲れたら駅で引き返してもいいので、是非その時期に歩いてみて下さい!

玉川上水にかかる御影橋を撮影致しました。この看板に書かれた源五右衛門分水と言うのは、玉川上水の分水のうちでも珍しいものです。現在の立川市の北部に発達した砂川村の名主の屋敷に引かれた専用の分水で、その取水口跡が今も残っています。「砂川分水(砂川用水)」に詳しく書いてありますので、お時間がございましたらご参照ください。

一直線に伸びる玉川上水を彩る桜。
橋の上に立ってデジカメをパチリっ!
同じく撮影している人がたくさんいました^^

玉川上水は春になると沢山の桜が咲き乱れます。
お花見気分でウォーキングしてみてはいかがでしょうか?
緑豊な玉川上水沿いを歩けば
気分も和みリフレッシュ!!

玉川上水について

玉川上水は江戸の飲料水確保の為、総奉行老中松平伊豆守信綱、水道奉行伊奈半十郎忠治のもと、庄右衛門、清右衛門という兄弟が工事を請け負い開削されました。羽村の堰を訪れると玉川兄弟像が立っていて、近隣の人なら玉川上水と玉川兄弟の関係を知っている事でしょう。

その為、玉川兄弟が造ったから玉川上水と呼ばれるのかと勘違いしてしまうのですが、実は順番が逆です。苦労しつつ玉川上水を完成させた功によって玉川性をもらったというのが史実です。弊社別サイトのコラム記事「 玉川上水」詳細についてご覧いただけます。

やはり多摩川より引水しているため、「たまがわから引いた上水」という事で単純に「たまがわじょうすい」と呼ばれたものが、表記に関してはそれぞれ違うものに落ち着いたと考える方が自然なようです。

いずれにせよ羽村取水堰より四谷大木戸まで全長43キロにも及ぶ玉川上水ですが、その間の標高差は100mにも満たないため、工事は難航し、何度か失敗を重ねたようです。当初幕府が用意した予算も尽き、庄右衛門、清右衛門は家を売ってまで資金を作りなんとか完成させたというのは本当に素晴らしい事です。

江戸の水利用をささえた玉川上水は今も多くの人に愛され、自然豊かな上水べりの道を毎日多くの人が行き交います。春になるとかもがぽかんと浮かんでくちばしを水中に差し込んで餌をあさってみたり、大きな鯉が太陽の光を反射させたりしています。

季節の移り変わりとともに若葉は紅葉に変わり、やがてどんぐりなどがあちらこちらに落ちて、いつしか寒々しい冬の景色となっていきます。私に四季を教えてくれる玉川上水。昔も今も変わらずに、静かに流れています。